アジアンタイプ 和風タイプ 組立方法 製品特長 使用上の注意
製品特長
産・官・学が協力して開発
近年、「癒し」が時代のキーワードになっています。
様々な関連商品が販売される中、簡易組み立て式の室内用小部屋は存在していません。
そこで、室内区間においての祈り、瞑想、リラックスのプライベートスペースを提供することを目的として、森正(株)、(有)スタジオエス・エー一級建築士事務所、徳島大学工学部建設工学科、阿南工業高等専門学校、徳島県工業技術センターなどが協力して、簡易組立式の室内用小部屋の開発に取り組みました。
 
徳島は江戸時代から杉の名産地であり、それに伴う木工産業の盛んな地域です。中でも仏壇、鏡台などの木工家具の分野では全国有数の産地として有名です。
これらの、伝統的に培われた高い技術と家具製造ノウハウを生かして、簡易組立式室内小部屋は完成しました。
使い方はあなた次第
簡易組立式室内小部屋は畳1枚に床の間を備えたプライベートスペースです。
極小の和風空間でわびさびを感じていただくもよし、季節行事を彩る祭壇として利用していただくもよし、映画鑑賞や読書、また書斎としても活用できる自由空間です。
使い方イメージチャート
組み立ては2人で40分
簡易組立式室内小部屋は、簡単に組立ができるノックダウン方式を採用し、主材料には軽い杉乾燥材を使用しているので、2人で40分もあれば組み立てることができます。
 
ラチェット工具1つで組み立てることが可能で、付属の専用工具は電動工具をご使用の方でも使えるように工夫しました。
 
ビスは最小限必要な60mmと40mmの2種類に抑え、ネジ山が潰れないように工夫されている四角穴を採用しています。

↑付属の工具1つで組み立てられます。
持ち運びできる軽さ
簡易組立式室内小部屋は持ち運びが可能で、簡単に組み立てられることを目標とし、軽量化を図っています。
 
主材料には軽い杉乾燥材を使用し、面(パネル)構造で設計しました(宮部分のバックパネルにはフラッシュパネルを使用)。
 
畳に40mmのスタイロ畳を使用することで、さらなる軽量化を図っています。

↑柱を使わず壁面で支える構造です。
安全対策・強度について
ジョイント部分には三枚合わせ(サンドイッチ型)ビス止めを採用し、ノックダウンした際の反り対策として、木部(鴨居・敷居)を三枚に接いで加工してあります。
 
柱を使用しないことによる強度に対する不安は、宮部分をコ型にして底枠と天枠のミゾに嵌め込み、外れないようにビス止めをしたこと、にじり部分も同様に上下の枠のミゾに嵌め込みビスで止めたことで、かなりの衝撃に耐えられるようになりました。

↑ジョイント部は三枚合わせビス止め構造です。
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