[MyShopオススメ商品試用レポート]「アイデアマスター」の一太郎連携機能を使ってみました!
企画書や会議のレジュメ、解説書といったビジネス文書作成に頭を悩ませている方は多いのではないでしょうか。
「書き出しが思い浮かばない」「文書の全体構成が見えず、書いているうちに何が言いたいのか分からなくなってしまった」多くの方がそんな経験をされていることと思います。

そこで今回は、注目の新製品、「アイデアマスター」をJust MyShopスタッフが使ってみました。
なかでも注目は、一太郎(2006以降)との連携機能。その使い勝手と効果やいかに!?
アイデアマスターってどんなソフト?
まず、アイデアマスターについて、軽くおさらいしておきましょう。
アイデアマスターは、思いついた言葉やキーワードを画面上に並べ、それらを線で繋いでいくことで、考えをまとめていくソフトウェア。
書いて、繋いで、キーワード間の関係を組み立てていくというシンプルな操作を繰り返していくだけで、みるみる頭の中が整理されると同時に、フ ローチャートや組織図などがいとも簡単にできあがってしまうのです。

詳しくは製品詳細をご覧ください

そんなアイデアマスターには、一太郎との連携機能があります。
ということは、アイデアマスター上で作成したデータ(アイデアマップといいます)を一太郎上に読み込むということ…ですよね?
では、フローチャートを読み込むのでしょうか?
いえ、それがどうやら、もっともっと「使えるデータ連携」のようなのです。
アイデアマップのツリー構造が、そのまま一太郎のアウトライン機能へ!
ここでは、人材採用時の留意点を箇条書きにするというテーマで、アイデアマスターと一太郎の連携機能を使ってみましょう。(画面は一太郎2006を使用しています。)
まず、アイデアマスターで、人材採用のプロセスをアイデアマップとしてまとめてみました。
アイデアマスターで文書の骨格を考える
一太郎との連携ボタンをクリックします。すると、アイデアマップが自動的にアウトラインフェーズの文書に変換され、読み込まれた状態で、一太郎が起動します。
ノードの階層関係をアウトラインに変換
Good!
ボタンをクリックするだけのワンタッチ連携が便利!
アイデアマスターから一太郎2006への連携は、ボタンをクリックするだけのワンタッチ。操作に迷うことがないのはもちろん、気軽に使えるフットワークの良さが魅力です。
一太郎画面上で、各アウトラインレベルに合わせた留意点を書き加えていきます。すでにアイデアが整 理されているので、すらすらと書き進めることができました。
一太郎で文書を書いていく
一太郎データがアイデアマスターのマップに!
続いて、一太郎で編集した内容を再びアイデアマスターへ渡します。
もちろん、操作はボタン一発!
編集後のアイデアマップは、編集前のフローチャートとは別の新規画面に貼り付けられます。
編集前のデータを不用意に上書きしてしまうことがないのは、嬉しいですね。
アウトラインレベルをアイデアマップに変換→必要に応じて編集
一太郎からアイデアマスターへのデータ交換時には、アウトラインレベル最大値である「レベル 7 + 本文」の構造が維持されます。
Point!
アウトライン機能で作成した文書のチェックにも最適!
アイデアマスターとは関係なく、一太郎のアウトライン機能を使って作成したデータも、アイデアマスターにデータを渡すことでアイデアマップに変換されます。
全体像を把握することにより、文字だけでは分かりにくい文書の構造を確認できるので、文書の完成度が向上します。
Point!
授業用のテキスト作成など、教育の現場でも有効!
たとえば「ゴミ処理の流れ」のフローチャートをアイデアマスターで作成し、これに連携したチェックシートを一太郎で作れば、環境教育や社会科見学の教材として利用できます。
また、運動会のプログラムをアイデアマスターで作成し、それぞれの種目の係や出場生徒名を一太郎でリスト化するなど、教育の現場でもさまざまな場面で活用できそうです。
教材への使用例
結論。アイデアマスターのおかげで、「書くべきこと」が見えてくる
今回、文書構造という骨格をアイデアマスターで作っておき、そこへ一太郎で文章という肉を付けていく手法をとることで、ビジネス文書が格段に書きやすくなることを実感しました。
本文中でも幾度となく触れたとおり、文書の全体像が整理されて把握しやすいので内容がぶれず、それぞれのアウトラインレベルごとに「書くべきこと」が見えてくるのです。

一見、アイデアマスターは、アウトラインプロセッサという意味で、一太郎と競合する要素を持った製品にも思えます。が、その実、むしろ一太郎の不足部分を補完してくれる存在といえそう。
一太郎を常用する方にこそ、オススメしたいソフトウェアです。

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