「ホームページ・ビルダー12」で見事リベンジ!

 「ホームページ・ビルダー」といえば、全国のホームページオーナーに愛用されてきたホームページ作成ソフトの定番中の定番。その待望の最新版「Ver.12」が、いよいよ登場した。
そこでこのコーナーでは、ホームページ・ビルダー12をご体験いただいた方々へのインタビューレポートをお届けする。

第1回目のユーザーは、田中聡さん。
旧バージョン(Ver.7)の製品を使ったことがあり、そのときはホームページを途中まで作成してみたものの、結局は公開することなくやめてしまったとのこと。

しかし、それ以後も“ホームページへの想い”は捨てきれず、今回、リベンジの意味も込めて一念発起!
さて、そんな田中さんの「ホームページ・ビルダー12」体験とは?

※田中さんには、特別に発売直前の製品(「IBM ホームページ・ビルダー12 [VUP版] バリューパック」)をモニターとして試用していただきました。内容は製品版と同等のものです。

ホームページを完成に導いてくれた「ホームページ・ビルダー クイック」

 「初心者にも格段にわかりやすくなっていますね!」

 開口一番、そう話してくださった田中さん。以前使われていたバージョンが7ということもあり、インターフェースの進化には隔世の感があったという。

 "田中「HTMLタグなど難しいことはわからないけれど、ホームページを作ってみたい。そんな、私のような人はたくさんいると思うんです。でも、今までそれは難しいというか、ほとんど無理なことでした。で、結局は諦めていた。でも、ホームページ・ビルダー12を使ったら、私にも念願のホームページが作れたんですよ。」

 田中さんが使ったのは、「ホームページ・ビルダー クイック」。今回の「12」に新搭載された、“初心者専用ホームページ・ビルダー”ともいうべきソフトウェアだ。対話式でページタイトルや文章を入力したり、サイトテンプレートを選択していくだけでホームページが完成する。HTMLやスタイルシートといった専門知識は一切不要なので、ホームページ作成経験がまったくない方でも安心して使えるのが嬉しい。

田中さんの作品
ホームページ・ビルダー クイックには、HTMLソースも表示されない。あくまで外観から変更したい部分だけをクリックして編集していくだけで、見栄えの良いページを作成できる。

 田中「ホームページ・ビルダー クイックについてはオンラインカタログで知っていたので、最初からこれで行こうと心に決めていました。というか、むしろこれ以外は一切使わないぞ、と(笑)。

 Ver.7にも“かんたんモード”があったんです。が、HTMLの知識こそ必要ないものの、編集画面に“できること”のアイコンがずらーっと並んでいまして…。それを見たら気が重くなってしまった。基本のテンプレートを読み込んだところから、先に進めなかったんです。

 その点、ホームページ・ビルダー クイックは対話式のインターフェースなので、いくつかの項目に対して選択と入力をしていくだけでサイトの全体像ができ上がります。ページの編集画面もシンプルで、表示される文章や写真など必要最低限の所だけ手を入れていけばいい。これなら、どんな形であれ、たいていの人は完成させることができると思います。」

対話式のインターフェース
ページのタイトルを入力したり、デザインテンプレートから好みのものを選んでいくだけで、ホームページの“器”の部分ができ上がってしまう。

 「写真やイラストの素材が充実しているのも便利だった」と、田中さんは語る。ホームページ・ビルダー12には7,000点もの素材が標準搭載されていることに加え、お使いいただいた「バリューパック」には、1,500点ものイラスト・写真素材などが収録されている。

 同時に、素材サイト「満タンウェブ」の10日間ダウンロード権もセットされている。さらに、Flashやアニメーションが作成できるアプリケーションなども同梱されていることを考えると、なるほど、これはかなりお買い得といえそうだ。

 田中「バリューパックなら、ガイドブック(「できる(R)ホームページ・ビルダー12[特別版]」)も付いていますしね。操作に悩んだときに心強いし、読んでいると、あぁ、こんなこともできるのかと、感心することも多い。次の更新ではこれをやってみようといった具合に、モチベーションになったりもするんですよ。」

最後の難関、FTP転送を「Just MyStage」が解決

 自分でも思ったよりスムーズに、ホームページを完成させることができた田中さんだったが、最後に最大の難関が待っていた。

 田中「できたホームページを公開するには、データをサーバに転送しなくちゃならないじゃないですか。そこで二の足を踏んでしまって。実は、Ver.7でもこれがわかりませんでした。恥ずかしながら、ホスト名? FTPユーザー名? そんなのあったっけ? というありさまで…。プロバイダ契約時の用紙にこれらが記入されていたらしいんですが、書類の山に埋もれてしまったんですね。いや、本当に困りました。」

 FTPサーバの設定は、慣れた人でも戸惑うことがある。特にFTPソフトを使う場合、プロバイダによってはファイルを格納するディレクトリの位置に独自ルールがあることもあり、初心者には何かと敷居が高い。また、田中さんのように用紙を紛失してしまえば、それを探すのも必要事項を調べ直すのもひと苦労だ。

 そんな絶望的な状況をあっさり解決したのも、ホームページ・ビルダー12の新機能だったという。

 田中「ジャストシステムのホームページ公開サービス[Just MyStage]に助けられたんです。ユーザー登録時の情報でアクセスできるし、必要なファイルをホームページ・ビルダー12から簡単な操作で転送できるのがいいですね。

 1年間無料で使えますし、容量も100MBと十分。私はまだ2MBくらいしか使っていないので、まだまだ余裕がありますね。これなら今後はビデオなども追加していけるんじゃないかと、ちょっと欲が出てきました。でも、それには例のガイドブックを読んで勉強しないとね(笑)。」

 「ホームページができたことで、趣味の楽しみ方に目標や張り合いが持てた」と、嬉しそうに語る田中さん。現在はまだホームページ・ビルダー クイックで済ませているとのことだが、お話を伺う中で、その心境や興味の方向性には明らかな変化の兆しが感じられた。

  田中さんのホームページにビデオやFlashを使用したページが追加されるのも、そう遠い話ではないだろう。

IBM ホームページ・ビルダー12 バリューパック IBM ホームページ・ビルダー12 バリューパック
  • 専用ガイドブック「できる ホームページ・ビルダー12[特別版]」
  • Flash作成ソフト「かんたんWebアニメーション」
  • 総合素材集「満タンseries ホームページ・ビルダー selection」
  • Webデザインテンプレート 「@rt web select pack」 を同梱

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