フォントかるた

「フォントかるた」は、フォント名を詠みあげて、そのフォントの札を取るというマニアックで難度の高いかるたです。
SNSから火がついて話題となり、発売開始以降、書体やゲームの愛好家だけでなく、デザイナーやクリエイターといった文字の形に関心を持つ人々に支持されています。
あまり書体に興味のなかった人でも遊びながら文字のデザインの違いを知り、フォントの種類を楽しく覚えることができ、さらに大人数でも一人でも、初級者も上級者も楽しめるようになっています。
今年のお正月は、話題性抜群の一風変わったこの「フォントかるた」で盛り上がってみてはいかがでしょうか。

印刷物やWEBやテレビ番組などで日々目にしている多種多様なフォントの中から、馴染みのあるもの、ユニークなもの、使いやすいものなど、48種類を選びました。どこかで見たことのある特徴的な書体が勢ぞろいです。

取り札の表には「愛のあるユニークで豊かな書体。」と書かれた書体見本、裏には表と同じ書体で書体名が印字されています。

読み札には書体名と解説、書体見本が印字されています。

読み手が読み札に書かれたフォント名を読み上げ、そのフォントが使われている札を参加者が取り、取った枚数で勝ち負けを決めます。
フォント名だけで取れないときには、下の解説も読み手に読んでもらいましょう。

公式でフォントかるた大会をおこなう場合は以下のルールが採用されています。いずれも、間違いを防ぐために札を取ったら裏返して場にいる人全員で確認して次に進むようにすることをおすすめします。

●チラシのルール

・ふだの並べ方は「チラシ」で行う。
・最初の3分間は覚える時間（ふだをめくってOK）。
・3分終わったら全員でシャッフルしてスタート 。
・札を取ったら裏返して書体名を他の人に見せ、OKだったら自分の持ち札に。お手つきだったら、表にして場に戻す。
・先に札に手が触れた方が勝ち。
・同時の場合は触れている面積が大き方が勝ち 。
・お手つきをした場合は次の読み札までお休み 。
・取り札の多い方が勝ち、同数の時はじゃんけんで順位を決める。

●源平戦（二人対決）のルール

・札を24枚ずつに分け、自陣に3列に並べる。
・自陣の札は自由に並び替えてOK。
・敵陣の札を取ったら、自陣の札を一枚相手に送る。
・お手つきしたら、敵陣の札をもらう。
・自陣の札が先になくなった方が勝ち。